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ボリビアの記事が連続しますが、ボリビアでは今、災害やデモ、ストなどがあちこちで同時に起こっています。これらは、決して対岸の火事ではなく、いつでも私たちの身に降りかかったり、起こりうる出来事です。

前回記事の地滑り陥没では約5000人が家を失ったそうです。その一方で今日ご紹介するストやデモ、まだ翻訳していませんが商店への襲撃なども起こっています。ボリビア国内は今、混沌とした状態のようです。

(本題)5箇所の都市で運輸業者がスト
運賃値上げの件は未だ結論出ず

(副題)ラ・パスでの抗議行動では鞭で叩く行為が。オルロでは記者が暴行される

(キャプション)運転手らの24時間ストはエル・アルト、ラ・パス、オルロ、ポトシ、スクレ市内の全域で決行されました。コチャバンバでは労働組合単位で決行したため、部分的なストにとどまりました。しかし、新運賃は未だに保留されたままです。

 

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▲スト中に乗客を乗せていたタクシー運転手が、他の運転手らに捕らえられて鞭で打たれる場面もあった

 

(本文)午前7時30分。運転手らは市内の交通封鎖をする行動にでました。封鎖された箇所はファロ・ムリージョ(4月9日通り)、ビジャ・サン・アントニオの交差点、ビジャ・コパカバーナ、ビジャ・ファティマ,ビタ(ブエノスアイレス通りの終り)、ペレス・べラスコ、オブレハス17通り、カラコト17通り、衛星都市「アテネ」などなど。

エル・アルトでのストは力ずくで決行されました。このため、市民は移動手段を変えざるを得ませんでした。徒歩で行く人、タクシーを乗り換える人や自分の車輌を運転する人たちなど、さまざまです。この状況を一番うまく利用したのがバイクタクシーでした。ラ・セハまでバイクタクシーを使うと、距離により違いますが8Bs~15Bsかかります。ラ・セハで下車したら、ラ・パスに行く人達はそこからまた別の交通手段を探さねばなりませんでした。

ストが決行された各都市では、バスターミナルの外部から進入する入口は、ストが終了する午後まで封鎖されていました。

軍隊も出動して市民が職場にたどり着けるよう協力支援していました。ラ・パスにつながる高速道路では、軍用トラック12台が提供されて目的地まで運んでくれました。また、市内中心地の南部ではバスが6台とトラックが一台無償で提供されました。

さて、大人数とはいえない運転手のデモグループがラ・パス中心部に午前10時に到着。別のデモグループはオブレハスからカラコトまで行進しました。その際「俺たちにはパンを得る権利がある! もっといい生活をする権利がある! 俺たちは部品も食べないし、ガソリンも口にしないぞ!」と叫んでいました。

デモでは暴力的な場面もありました。何人かの運転手らはタクシー業務に戻ろうと抜け出たところ、捕まって鞭で打たれただけでなくフロントガラスを割られ、タイヤをパンクさせられたりしました。また、道路封鎖されていた場所では、騒ぎに巻き込まれたくない一般のドライバーたちが抜け道を探して迂回しなければなりませんでした。

オルロのデモ隊は爆竹を鳴らしたりしながら騒々しく行進する間、新聞記者を攻撃すると表明。エルボル紙の報道によれば、新聞社の社員5人が暴行を受けました。そのうちの一人は全治5日間の怪我を負ったということです。運賃を上げなければ、運転手らはカーニバル前の宴をボイコットすると脅しました。

コチャバンバでは、運行休止となり、タクシー運転手らは車輌を折り重なるように整然と駐車していました。前回のデモよりは落ち着いていたそうです。無料交通機関は一乗車当り1.80Bs徴収して運行。キジャコジョでは平常どおりでした。  

ポトシではスクレと同様、労働組合同士の相互監視があり、殆どの労働組合が業務を停止。

コビハの運転手らはストを決行しました。サンタ・クルスの運転手らは通常通りの運行業務を行い、運賃1.80Bsを徴収。タリハでは労働組合員のうち90パーセントが運行したということです。

イバン・カナレス通信運輸大臣は次のように話しています。「今回は部分的なストで、影響が見受けられたのはラ・パスとコチャバンバだけだった。ガソリン代は助成されている上に、GNV(天然ガス)を利用している地方もある。運賃値上げの理由にはならない」

 

 

サンタ・クルスの場合

デモの指揮をとるフランクリン・ドゥラン氏は、サンタ・クルスでは先駆けて最大1.80Bsの運賃値上げをしています。利用者である近隣住民も合意しています。サンタ・クルスの例をモデルとして、全国レベルで運賃値上げを遂行したいとしています。

「政府と市役所が無能だから、自分たちで利用者と話し合って決めているんです。大学や学校への通学の路線は値上げの対象外だ。だけど無料でも運行しない」とフィデスラジオ局に語りました。



 

国営交通機関発足の検討

フェリックス・ロッハス労働大臣は、ストを決行しているボリビア運転手連盟が運営する交通サービスの代替機関として、国営運輸会社の設立を検討しているとカデナA(ラジオ局)を通して発表しました。詳しい説明はありませんでしたが、10億ドル(US)ほどの予算が必要になるだろうとのことです。
 
「詳しいことを話せば立法議会での議論の種になってしまうから、まだいえない」と名言を避けました。「UDP(Unidad Democrática y Popular。民主国民チーム)時代に国営企業があり、その後市営化させた経験がある。見込みを改善させたいものだが、国営企業の設立は現実的な話だ」と強調しました。

さらに大臣は、個人の所有物さえも攻撃対象にしたこのストを、度を越えた身勝手な行動であるとみなしています。労働省は連続労働の政令を定めることはせず、公営と民間の会社に対して従業員たちが仕事に戻るよう、我慢してもらいたい旨を伝えてあります。

20051009151557!Bolivia_departments_named.png

▲参考: ボリビアの地図

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「運賃上げなければ、カーニバルをボイコットするぞ」が脅し文句というのは、なんとも長閑な気がしますが、どういう影響がでるのでしょうか。道路を車輌で封鎖するつもりなんでしょうか。

大臣のコメント中「国営」という文字を見て、このストが起こるよう誘導しているのは政府なのでは?と思ってしまいました。読者のみなさんはいかがでしょうか。



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楽天ブログから引っ越してきました。10/13の記事は全て2011年に投稿したものです。
できるだけ日本語や英語で紹介されないような、マイナーな記事を選んでいます。たまに日本の記事をスペイン語に訳して紹介することもあるかもしれません。
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