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前回書きました、ボリビアの地滑りですが、コロンビアやペルーと違って人災の要素もあるようです。エル・ディアリオ紙に過去の経緯が説明されていました。

2003年に降った大雨と人為ミスが重なって、下水管と川のトンネルが破裂したのが発端でした。これがきちんと修復されていなかったのか、2006年には14軒の住民が地滑りを危惧。どうにかするように、訴えていました。さらに、アルパコマ地域の飲料水の溝堀をやめてしまったことにより、2010年2月3日から家屋浸水が始まり、地滑りがいよいよ本格的に心配されるようになったということです。

tapa1.jpg

▲ラ・プレンサ一面に掲載されている写真

今日のニュースを読んだら、大事になっていたので翻訳しました。

元記事は2月27日のラ・プレンサ紙です。

クピニ2世で約250世帯の家100軒が壊滅

破壊: 数日前、激しい雨に見舞われたばかり。地面の陥没は午前中に始まった。

クピニ二世のマックス・フェルナンデス通りに住むグロリア・プリミ(33歳)は「信じられない。昨日はなんともなかったのに。家が少しずつ割けて落ちていくなんて。どうしよう? どこに住めばいいの? 子供たちはどうなるの?」と途方に暮れながら、懸命に陥没していく家から家財道具を運び出していました。

自治体の非常用軽トラックに荷物を載せながら、からからに乾いた唇をしたグロリアは、次のように話してくれました。彼女は今日一日中忙しすぎてなにも食べていません。「食べ物のことなんて、誰も考えられないでしょう? 心配なのはこの子だけよ」と妊娠7ヶ月になるお腹を指していいました。「そして息子」。2歳の息子はお母さんにくっついて離れません。

ラ・パスのルイス・レビージャ市長は、事の重大さに衝撃を受けています。昨日の午前中に調査した時は、40軒の家に地盤陥没による損壊が認められました。しかし、午後になってそれが100軒に増えてしまった、と本紙に語ってくれました。

その晩、午後8時頃再び雨が降り始め、8時15分には地滑りが始まりました。雨が降り始めてから20分も経たないうちに高台全体が陥没して100軒の家が奪われました。


衝撃: 陥没があった場所はチュジュンカニ川とパパニ川の間で、被害はクピニ2世全体に及びました。市の緊急非常事態対応の責任者のハイメ・カマルゴ氏は「全部の家が陥没してしまった。長さにして大体500メートル。上の方から下部にかけて地震の振動で地面が沈んだ」と話しています。また、深夜0時までは行方不明者の連絡を受けておらず「幸いにも避難する時間があった」ということです。

しかし、住民の避難用に使われた軽トラック約三台と個人所有の乗用車約三台が陥没した地帯にとり残されてしまったそうです。

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▲  深夜0時頃、自分の家が落ちていくのを見つめる住民たち

被災: それより前のこと、レビージャ市長は120以上の世帯が被災して、全員が避難することになる、と話していました。

しかしながら、地元のアントニオ・ペレス自治会長の話では250世帯分のリストを作成したということです。なぜなら「一軒の家には2人か3人は住んでいて、多くて7人家族のところもある」からだそうです。

このうち半数の人達には泊めてくれる家族や親戚がいません。

前自治会長のルイス・キスペ氏がさらに「この地域全体が陥没している。なにもかも失われるだろう。地面は少しずつ家を飲み込んでいく。金額にして10万ドルが失われるんだ」と付け加えて言いました。

移動: この地域の住民全体が緊張と情緒不安定に陥っていました。それは、分単位で地面の裂け目がどんどん大きくなり、マックス・フェルナンデス通りの下の方が盛り上がってきたからです。地盤沈下が目に見えてわかりました。

しかし、ひどい陥没ながら、人々が家財道具を運び出す作業に支障は与えなかったようです。

何百人もの人達はアグアージョ(訳者注: 日本の風呂敷のようなもの)やテーブルクロス、カーテン、毛布などに服や装置類や家財道具、そして食糧などを包んで背負っていました。カラマインを家から持ち出す人達も見られました。治安警備隊と消防員がこの人達の避難支援に当たり、夜になってからは軍がかけつけました。

被害: 金曜の午後から12時間も降り続けた雨のおかげで、陥没が午前9時から始まった、とレビージャ市長。「クピニ二世の上から下まで10ヘクタールだ。上の方は大丈夫だと思っていたが、もう沈み始めている」

危機管理のウラディミール・トロ局長は、次のように話しています。「地盤の動きが大規模だったため、振動が発生して住宅とマックス・フェルナンデス通りに亀裂が入ったのです」

チュジュンカニ川の高い水位が、今回の災害をもたらしました。

被災者たちのコメント

「私の家はマックス・フェルナンデス通りの平屋でした。二世帯同居していましたが、事前になにも知らされていませんでした。家は2万ドルです。」(セサール・ゴンサレス)

「午前中から家に亀裂が入り始めていました。まさか自分の家も、とは思っていませんでした。他に身を寄せられる家もないから、テントがほしい」(ナンシー・ロドリゲス)

「うちは5人家族なんだけど、僕のものは運び出せなかった。離れた場所にあったダンプカーの荷台にあるものだけだよ。僕の遺産は全部陥没した家に残したままだ」(ルベン・コンドリ)


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▲ラ・パスの別の地区のパンパアシでも大雨の後地面に亀裂が入りました。



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楽天ブログから引っ越してきました。10/13の記事は全て2011年に投稿したものです。
できるだけ日本語や英語で紹介されないような、マイナーな記事を選んでいます。たまに日本の記事をスペイン語に訳して紹介することもあるかもしれません。
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